エックスサーバーとmixhostどっち使おうかな・・・
そんな疑問を解消するためにこの記事ではエックスサ―バーとmixhostの比較記事を書いていきます。
これからのレンタルサーバー選びに悩んでいる方は参考にしてみてください。
この記事でやること
- エックスサーバーとmixhostの料金の比較
- エックスサーバーとmixhostの性能を比較
- エックスサーバーとmixhostの使い勝手を比較
どちらのレンタルサーバーも有名だし、使っている人も多いけどやっぱり違う部分はあります。
両方とも使ったことがあるので、使って見て感じた点も踏まえて書いていきますよ。
エックスサーバーとmixhostの比較を見ていきましょう。
料金はエックスサーバーもmixhostも同じぐらい
エックスサーバーとmixhostですが、どちらも料金は同じぐらいです。料金自体ではあまり選ぶ決め手にはならないでしょう。
両方の料金プランを見てみよう。
エックスサーバーの料金プラン
スタンダード | プレミアム | ビジネス | |
3ヶ月 | 1,320円 | 2,640円 | 5,280円 |
6ヶ月 | 1,210円 | 2,420円 | 4,840円 |
12ヶ月 | 1,100円 | 2,200円 | 4,400円 |
24ヶ月 | 1,045円 | 2,090円 | 4,180円 |
36ヶ月 | 990円 | 1,980円 | 3,960円 |
エックスサーバーでは3ヶ月、6か月、24ヶ月など期間の選択が5つあるのが特徴です。プランは3つですね。
mixhostの料金プラン
スタンダード | プレミアム | ビジネス | |
3ヶ月 | 1650円/月 | 3,300円/月 | 6,600円/月 |
12ヶ月 | 1210円/月 | 2,420円/月 | 4,840円/月 |
36ヶ月 | 990円/月 | 1,980円/月 | 3,960円/月 |
mixhostは3ヶ月、12ヶ月、36ヶ月の3つの期間を選択することができる。
どっちもスタンダード・プレミアム・ビジネスって面白いね。
ですよね、3つしかプランがないから分かりやすいのも良いです。
プランを見比べてみるとそこまで大きな違いはなく、ちょっとエックスサーバーの方が安いかなといったぐらいです。ちなみにどちらも初期費用は無料です。
エックスサーバーもmixhostも一番安いスタンダードプランがおすすめですよ。どのプランを選んだらいいのか迷ったら参考にしてみてくださいね。
mixhostのおすすめ料金プランを紹介!スタンダードを推します。
無料期間が欲しいならエックスサーバー
エックスサーバーには10日間の無料期間があります。
- エックスサーバー・・・10日間の無料期間あり
- mixhost・・・30日間の返金保証あり
mixhostは無料期間はないけど、30日間の返金保証があるのね。
そうですね、ただ使いやすいのはやっぱり無料期間ですよね。
30日間の返金保証がmixhostにはあるんだけど、無料期間があるエックスサーバーの方が手を出しやすいです。
エックスサーバー無料期間の注意点
エックスサーバーでは10日間の無料期間が使えますが、WordPressクイックスタートっていうワードプレスブログを申し込みと同時に作ることのできる機能を使うと無料期間はなくなります。
ただワードプレスのインストールはその機能を使わなくても簡単にインストール可能。
以下の記事でクイックスタートを使わずにワードプレスインストールするっていうことをやっているから、よかったら参考にしてみてください。
-
エックスサーバーでワードプレスをインストール(10日間無料期間ありVer)
2022/9/14
この記事ではエックスサーバーの申込方法とワードプレスのインストール方法を書いていきます。これからエッ ...
性能を求めるならmixhostがおすすめ
サーバー仕様の違いを見るとmixhostの方が惹かれます。以下のようなものが採用されているんですよね。
- Webサーバー・・・LiteSpeed
- 次世代高速HTTPプロトコル「HTTP/3」に対応
エックスサーバーでも十分だなって思うけど、それよりもmixhostのサーバー仕様は良いと感じる。
LiteSpeedとは
Webサーバーの一種なんだけど、割と新しいものです。LiteSpeedのサイトを見てみるとパフォーマンスが載っていますね。
エックスサーバーに使われているNginxでも正直十分なんじゃないかなってことも思ったりしますけどね。
HTTP/3とは
通信のプロトコルなんだけど、これも新しめのものです。
HTTP/3(QUIC)に対応する事により、表示速度の高速化、セキュリティの向上が可能です。
「https://」から始まるURLでSSL化されたWebサイトを表示しますと、自動的にHTTP/3も有効化されております。
またHTTP/3未対応のブラウザにおいては自動的にHTTP2で通信が行われます。
mixhost HTTP/3
ユーザーが使っているブラウザによってHTTP/3が使われるかどうかが決まるけど、対応しているのは魅力的ですね。
とはいっても他の気にする部分は大体同じ
後は使う分に気にしそうなところは以下のようなところだけど、どちらも同じです(エックスサーバーのスタンダードプラン/mixhostのスタンダードプランで比較)
カラフルボックス | エックスサーバー | mixhost | |
vCPUs/メモリ | 6コア/8GB | 6コア/8GB | 6コア / 8GB |
SSD | 300GB | 300GB | 300GB |
転送量 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
どちらも正直十分だなと思います。
使い勝手を求めるならエックスサーバーがおすすめ
管理画面がエックスサーバーの方が使いやすい
管理画面はエックスサーバーの方が使いやすいと思います。両方の管理画面はこんな感じです。
見ただけだとパッとしないけど、mixhostの管理画面はいろいろ機能があってちょっと分かりづらい。
機能は多くていいんですが、いろいろあって最初の内は戸惑うはずです。
フォルダ構造がエックスサーバーの方が分かりやすい
エックスサーバーの方がフォルダの構成が分かりやすいです。2つ目以降のドメインを使ってサイトを作りたい場合の時にmixhostだと気になってしまいます。
- エックスサーバーのドキュメントルート・・・/ドメイン名/public_html
エックスサーバーのドキュメントルートはドメイン名毎にフォルダが分かれていて、綺麗です。
mixhostの場合は2つ目以降のドメインを追加すると、初期ドメイン名のフォルダ内にそれらのフォルダが作られます。
- mixhostの初期ドメインのドキュメントルート・・・/public_html/
- mixhostの2つ目以降のドメインのドキュメントルート・・・/public_html/ドメイン名/
これが個人的に結構嫌で気になっちゃうんですよね。
動作的には別に問題ないんですが、ファイルなどの確認をする際にちょっとげんなりします。
ドメイン管理がエックスサーバーの方が分かりやすい
エックスサーバーでドメインを追加して使う場合には特に何も気にする必要はありません。
ただmixhostの場合はドメインを追加すると、初期ドメインのサブドメインも自動で作られます。
- 初期ドメイン・・・example.com
- 追加して使いたいドメイン・・・example-example.com
- 自動で作られるサブドメイン・・・example-example.example.com
このドメインを追加すると自動でサブドメインが作られるっていうのは結構気になる。フォルダ構成も気になるし、サブドメインも作られるしで2つ以上のサイトをmixhostで作るなら気をつけましょう。
機能の多さを求めるならmixhostがおすすめ
機能の多さを求めるならmixhostがおすすめです。エックスサーバーにはないような機能が色々あったりします。
mixhostにある機能
- Terminal
- Laravelのインストール機能
- Gitを扱う機能
- PHPやPerlのモジュールインストール機能
- ・・・
プログラムを扱う機能があるのね。
そうですね、プログラムを扱いたいならmixhost良いと思います。
mixhostにはいろいろな機能がありますが、ワードプレスブログを運営するぐらいなら別に必要ないのでその場合は使いやすいエックスサーバーをお勧めします。
もし、プログラムを扱うようなことをしたかったらmixhostには多機能なので良き。
まとめ
エックスサーバーとmixhostの比較をしてみたけど、どちらを選べばいいかまとめるとこんな感じです。
- 使い勝手を求めるならエックスサーバー
- プログラムを扱う機能が欲しかったり、性能が良いのが使いたいならmixhost
個人的に基本的にはエックスサーバーを推します。使ってみるとあんまり気になる点がなくて、mixhostは気になる点がいくつかあります。
フォルダ構成やサブドメインなどちょっと気になっちゃうんですよね。
ワードプレスを使う場合は、どちらにもWordPressクイックスタートがあるのでそれを使ってやるといいですよ。