ConoHa WING

ConoHa WINGでPythonを使う方法を紹介します。

ConoHa WINGでPythonって使えるのかな?

Python使えますよ!

この記事ではConoHa WINGでどんな風にPythonを使うことができるのか?っていうことを書いていきます。

この記事で分かること

  • ConoHa WINGで最初から使えるPython
  • PythonをAnaconda経由でインストールする方法

ConoHa WINGでPythonを使っていきましょう。

ConoHa WINGにはPythonが最初から入っている

ConoHa WINGには最初からPythonが入っています。Python以外にもperl、ruby、phpが使えますね。

・perl  /usr/bin/perl (5.16)
・php  /usr/bin/php (ユーザー選択)
・php7.4  /opt/alt/php74/usr/bin/php
・php7.3  /opt/alt/php73/usr/bin/php
・php7.2  /opt/alt/php72/usr/bin/php
・php7.1  /opt/alt/php71/usr/bin/php
・php7.0  /opt/alt/php70/usr/bin/php
・php5.6  /opt/alt/php56/usr/bin/php
・python2.7  /opt/alt/python27/bin/python2.7, pip2.7, pydoc2.7
・python3.6  /opt/alt/python36/bin/python3.6, pip3.6, pydoc3.6
・ruby2.5  /opt/alt/ruby25/bin/ruby, gem, rake, rdoc
・ruby2.0  /opt/alt/ruby20/bin/ruby, gem, rake, rdoc
・sendmail  /usr/lib/sendmail

なるほど、Python2.7と3.6は使えるのね。

使えちゃいます。

ただ今サーバーの中を見てみると、python 3.7や3.8もありますね。

試しにpython3.8を使ってpythonのファイルを実行してみると実行できました。

入っているpythonは/opt/alt/配下を見てみるといいです。最初から入っているPythonを使うだけなら楽ですね。

AnacondaをインストールしてPythonを使う

Anacondaをインストールすると一緒にPythonも入るので、そのPythonを使うこともできますよね。

// pyenv
$ git clone https://github.com/yyuu/pyenv.git ~/.pyenv

//bash_profileに記述
echo 'export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
echo 'export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"' >> ~/.bash_profile
echo 'command -v pyenv >/dev/null || export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
echo 'eval "$(pyenv init -)"' >> ~/.bash_profile
echo 'export TMPDIR="$HOME/tmp"' >> ~/.bash_profile
$ source ~/.bash_profile
// installしたいバージョンを確認
$ pyenv install -l | grep anaconda

$ pyenv install anaconda3-2022.05

anacondaとPythonのバージョンの対応は以下を参考にしてみるといいです。

Anaconda3-2022.05Python 3.9.12
Anaconda3-2021.11Python 3.9.7
Anaconda3-2021.05Python 3.8.8
Anaconda3-2021.04Python 3.8.8
Anaconda3-2020.11Python 3.8.5
Anaconda3-2020.07Python 3.8.3
Anaconda3-2020.02Python 3.7.6
Anaconda3-2019.10Python 3.7.4
Anaconda3-2019.07Python 3.7.3
Anaconda3-2019.03Python 3.7.3
Anaconda3-2018.12Python 3.7.1
Anaconda3-5.3.1Python 3.7.0
Anaconda3-5.3.0Python 3.7.0
Anaconda3-5.2.0Python 3.6.5
AnacondaとPythonのバージョン対応表

今回はanaconda3-2022.0を選択したので、Python3.9.12になるはずです。Anacondaをインストールしたらパスを通します。

$ echo 'export PATH="/home/〇〇/.pyenv/versions/anaconda3-2022.05/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
$ source ~/.bash_profile

.bash_profile見るとhome/○○の部分が文字化けして記述されてしまったので確認してみるといいです。

設定してみるとちゃんと入りましたね。

$ conda --version
conda 4.14.0

$ python --version
Python 3.9.12

これで3.9.12のPythonを使うことができるようになりました。

インストールしたPythonを使ってみる

$ mkdir scripts
$ cd scripts
$ vim index.py
// 以下を記述(PythonJapanより)

str_obj = "hello"
for letter in str_obj:
    upper_letter = letter.upper()
    print(upper_letter)
$ python index.py

実行してみるとちゃんと実行できましたね。

まとめ

ConoHa WINGのようなレンタルサーバーにはroot権限がないから自由にインストールできないけど、Anaconda経由でPython入れることはできましたね。

もし最初から入っているPythonのバージョン以外を使いたかったらAnacondaなどを経由してPythonを入れて使ってみるといいかもしれません。

-ConoHa WING